iotathetaの雑記や考えたこと

主にスプラトゥーン2がらみのこと

他ゲーをプレイするたびに「スプラトゥーン2」のカジュアルさを実感する話ほか

 まず正直に告白すると、最近はスプラトゥーンあんまりやってないんですよね。というより、ゲームを前のようにがっつりプレイすることが少なくなりました。

 特に休日となると、部屋の片付けや料理はもちろんのこと、嫁さんと一緒に過ごす時間を取ること、また親の持病が悪化したという話や、歳の離れた妹の進路相談など、やることは尽きないわけです。さらに数少ない貴重な友人からの飲みの誘い。断れねぇよさすがに。で、子供がいたら絶対無理じゃんね、いないけど。まさしく、おっさんゲーマーの基本的ルートを通っているなぁと、つくづく感じる10連休です。そんな中でも、こうしてブログ更新が出来るのは、本日の晩ごはんをカップ麺で済まそうと意気込んでいるからに他なりません。いいじゃんね。

 

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 で、たまに一緒にプレイする友人達の状況を見ると、平成から令和へ、20代から30代へ歳を経ているにも関わらず、変わらず様々なゲームに手を出す者や、一つのタイトルを極めようとするハードゲーマーなど、衰え知らずの猛者ばかりです。いややっぱり、腹痛がひどすぎて途中帰社した某ピザ野郎は、多分腸を患ってる。早く検査いけ。ほぼ同年代の彼らと自分を比較すると、これほどまでに、生活スタイルや考え方が異なってくるということに、今更ながら感慨深いものを感じます。
 そして、これは見下しているとか馬鹿にしているということではなく、むしろ逆で、羨ましくあり、自分もその中に加わって1日中あーだこーだ言い合って、昔のようにプレイをしたいという思いの一言なのであります。

 彼らとのプレイでは、強さを求められます。良くも悪くも、考え方が昔から変わっていないのですね。そして、チームでのプレイをする真理の一つのして「同程度のスキルを持つ人とプレイすることが楽しい」というものがあります。強すぎても、弱すぎても、その場にいる全員が幸せになれません。

 圧倒的にプレイ時間が足りない中で強くなるためには、センス・考え方・頭の良さがものを言います。その3つ全てが僕に足りません。少なくとも、今までのプレイの中でセンスいいね!と言われたことや、すげー立ち回りだね、頭いいね!と言われた覚えはありませんし、AIMすごいね!とも言われたことはありません。僕は他の人を圧倒するプレイ時間の元、強さを保っていたのです。

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 そんなもやもやした気分でプレイしていた中で気付いたのは、スプラトゥーンのというゲームの素晴らしさです。もちろん、手放しで褒められるゲームではありませんし、蔑もうと思えばいくらでも、ですが少なくとも、他のゲームよりも気兼ねなく楽しめるという部分については間違いがないと、改めて感じました。

 まず、プレイ人口と層が、明らかに違うということは、恐らく誰もが認めるところでしょう。データは恐らく無いですしごりごりの主観ですが、圧倒的にカジュアルだと感じます。でなければ、BGMのCDはまだしも、アートブックや、そこらのおもちゃ屋、書店まがいの店舗で売られている様々なグッズが販売され、売り切れることはないでしょう。ユニクロがTシャツを販売することもないはずです。プレイ以外の部分で、ここまでお金が掛かる可能性があるゲームも他に見たことがありませんが、僕も沢山のグッズを買い込んでいます。アミーボとか甲子園でしか使ってねぇしジャンプビーコンの置物とかどうすんの。

 甲子園で思い出しましたが、まさしくスプラトゥーン甲子園や、それに伴うオフ会に参加して思うのは、超がつくほどの好青年がいたり、普通に可愛い(失礼)と思える女性の方がゲームの中では凄腕だったり、つまり、所謂ヲタクではなく、普通の人が集まっているということに、強い衝撃を受けたことは懺悔しなければなりません。今まで参加したオフ会では、そんなことは無かったのです。さらにもちろん、甲子園のステージ上に出ていた殆どの方々は、ヲタクではありませんでした。親子参加の方々も珍しくないということも、強い衝撃第二波を受けたのも懐かしい思い出です。多分、僕がルックス的にはヲタクの最たるものだった。恥ずかしい。余談でした。

 ウデマエ(ランク,レート)の観点から見ると、かなり古いデータですが、任天堂発表の2018年3月時点での、所謂トップのウデマエ(S+10~50)となっているプレイ人口比は、およそ1%で、その下(S+0~10)を足してもおよそ8%です。100人いてガッチガチでプレイしている人は8人程度しかいません。他92人はカジュアルに遊んでいます。S+0~10がガッチガチかどうかは一旦置いといて。
 明記しておかないといけないのは、さすがに1年以上昔のデータなのでかなりの変動があると思います。現在は100人中15人程度がX帯に載っており、残り85人程度は、以前としてカジュアルにプレイしている程度の割合なのではないかと予想します。今なおスプラトゥーンをプレイしている人は、ガチガチにプレイしている人か、プレイ自体が楽しいと思う、所謂二分化が進んでいるのではないかと強く思います。

 また、そもそも論としてチームで行うゲームは気のある程度許せる人とわいわいやりながらプレイする事が、一番の楽しみです。


 話がナイル川のように蛇行していますが、何が言いたいのかというと、スプラトゥーンほど、カジュアルに遊びたいと願う人が存在するシューターは、他に思いつかないと言うことです。星野伸之スローカーブのように失速しましたが、プレイする人のレベルが合っていることや、TwitterなどのSNSでの繋がりの軽さは、ゲームを継続的にプレイすることにより大切だと思います。本当に。

 さて、お湯を沸かしますか。