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【Logicool G Pro X Keyboard】レビュー よっぽどの理由がない限りFPSプレイヤーはこれ買っとけば間違いないよって話

まとめ
 1.メジャーなメーカーでキー軸を簡単に交換出来ることは凄まじいメリットしかないよ。
 2.メジャーなメーカーで、現代のゲーミングキーボードに性能差は無いに等しいので、どれ買っても一緒だよ。
 3.ライティングがあったところで強くなれないよ。
 4.じゃキー軸変更出来てそこまで高くないこれ最強では?

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ゲーミングキーボードを買う時、何が判断基準となるのか?
 1.サイズ(フル or テンキーレス)
 2.軸(赤 or 茶 or 青...)
 3.機能(イルミネーション、マクロ機能...)
 4.性能(反応速度、軸の耐久性...)
 5.メーカー
多分このくらいだと思うんですよね。

 1のサイズ。最近はテンキーレスよりさらに小さい、60%とかも出てますけど、よほどの理由がない限り、サイズはテンキーレスまでにした方がいいと思います。お前らのゲーム環境はそんなに狭いのかと。
 Logicool G Pro X キーボードは極めて伝統的なテンキーレスのサイズに収まっているので、テンキーが不必要ならよいのかなと。もしテンキーだけ欲しいって人は、別で買えば済むだけの話。キーボード本体から伸びるコードは布巻きで硬めですが、そんなに気にするほどではないかと。キーボードなので。
 実は自分、このキーボードを買うまではフルサイズのテンキー付きキーボードしか使っていなかったということは告白しておきます。今回テンキーレスにした理由は、両手(両肘?)のポジションを等間隔にするためです。テンキー分、右のスペースが開くので、マウスの可動域や標準時のポジションに余裕が生まれるのですげー楽です。その昔はセンシが高かったので、SteelSeriesのQCK miniで十分だったんです...

 2の軸。Logicool G Pro X キーボードに付いているのは青軸。自分も購入して触るまでは「青軸なんてカチャカチャ言うだけのクソ軸だろ、赤軸の方がスムーズに操作出来るわハゲ」と思っていたのですが、全然間違いでした。多数の青軸ファンに土下寝して謝罪させて頂きます
 スムーズな操作という点では、正直アマチュアレベルの自分では、赤軸と比べほぼ遜色ありません。連打もしずらいと思ったことは無いです。赤軸、茶軸からの乗り換えで違和感を感じる人は多数いるかもしれませんが、クソ乱暴に、気のせいとまで言い切ってしまいます。ゲームのプレイ中では指先に意識集中しているよりは、目の前の画面に集中するべきですし、そもそも乱戦の際にはそんなこと言って(感じて)られないと思います。
 操作量を図る値として、KPMがありますが、ゲームプレイ中に、赤軸と青軸で差があるというデータについて、自分は見つけることが出来ませんでした。Logicool ゲームソフトウェアにはKPMを測る機能があるので、クソほど暇で興味がある方は、自身で調査してみるのもいいのではないでしょうか。

 3の機能。派手な機能はありません。何なら、Logicool HUBに関しては色々な場所で言われている通りクソソフトです。しかし逃げ道はある。Logicool ゲームソフトウェアを使えば、トリッキーな機能を使わない限り全く問題なく使用可能です。何ならソフトウェアは必要ないです。
 イルミネーションに関しては普通に綺麗ですし、Logicool HUBを使えば様々なパターンを手軽にダウンロード出来ます。しかし、ゲーミングキーボードの本質はイルミネーションではありません。光ったところでK/Dが上がるなんてことはありません。光ったところで視聴者数が増えるわけではありません。
 ではLogicool G Pro X キーボードに特徴的な機能は何か?それは軸をキーごとに変更出来ることが全てです。故障に対しての助長性が、他のキー軸を変更出来ないキーボードよりも極めて高いです。キー軸を変更するためには、およそ6000円程必要ほど必要ですが、それに見合う安心感は得られるのではないでしょうか。そもそも軸の耐久性も、公式の言う通りならそれなりにありますしおすし。
 ちなみに自分は、赤軸を追加購入し、英語キー(A~Z)、左ShiftとCtrl、スペースキーを赤軸に、他キーを青軸にしました。あまり触らないキーについては確かなクリック感を、頻繁に触るキーは滑らかな感触にという狙いです。
 マクロに関しては、正直使ってる人を見たことがないです。使うのであればGキーが付いたフルサイズキーボード使った方が捗ると思います。

 4の性能。ぶっちゃけて言ってしまえば、現代のゲーミングキーボードの反応速度で、明らかにゲームに影響するほどの差は無いと言い切っていいと思っています(ゲーミングデバイスマニアからすれば寂しい言葉ですが)。プロでも、アマチュアでも、キーボードの反応速度を気にするよりも、自身のスキルを磨くことの方がよっぽど大事です。某Razer的に言うと、下手なキーボードは別として、きちんとしたメーカーのキーボード間の性能に「不公平とすら思える優れたアドバンテージ」はありません。あったら買ってるよ!!!
 デバイス的な話をすれば、キーボードに掛けるお金をけちってでも、例えばモニターやサウンド関係に投資するべきです。キーボードがゲームプレイに与える影響は、モニターやヘッドホンの性能ほど大きくありません。
 性能が良いキーボード、例えばApex Proはアクチュエーションポイント選べるかつ、反応速度も早く耐久性も高い凄まじい性能を持っていますが、値段はおおよそ3万円です。光学スイッチ採用のRazer Huntmanは、もう少し安いでしょうか。
 しかし前述の機能の話で、Logicool G Pro X キーボードの、キー軸をキー毎に変更出来ることは、他キーボードの性能差と比較すると(比較対象が違うかもしれませんが)、自分としても、大多数のゲーマーが使うとしたゲーミングキーボードとしても、飛躍的なメリットと考えることは出来ませんでした。趣味嗜好の話なので、何のデバイスを選ぶのは本当に各個人の自由ですが、長く使える、それなりの性能等、総合的な面で考えた時、Logicool G Pro X キーボードのメリット以上の製品を見つけることは出来ませんでした(お金が許せばApex Proは欲しい)。

 5のメーカー。もう宗教だよね。容易に考えられるパターンとしては「マウス、キーボードも特定のメーカ使ってるから、キーボードも揃えたい!」みたいな。否定するつもりは1兆%ありません。僕も正直そうしたい人間です。しかし、自分の今の環境は、ヘッドセットがRazer、キーボードはLogicool、マウスはファイナルマウス、マウスパッドはSteelSeries、マウスバンジーはXtrfyとクソほどカオスな環境になっています。これは半分諦めであり、自分が最適だと思えるデバイスを揃えた結果です。本来であれば、全てのデバイスをSteelSeriesで揃えたいのというのが本音です。
 真面目に考えるなら統合ソフトウェアを揃えたいというところでしょうか。様々なレビューを見るに、別々のメーカーの統合ソフトウェアを入れたら競合して云々とか聞きますので。リスク回避という意味では、メーカを揃えるということは、正しい理性的な選択かと思います。

 まぁ言葉を選ばず悪く書くと、キーボードでプレイ内容に差は出ないよ、ってことが全てです。オキニな感触とか、ライティングが綺麗とか、カタログスペックゴイスーとか、戦車で踏んでも壊れないとか、分かります。全部分かるんですけど、「プレイが上手くなりたい」に直結する部分が、他のゲーミングデバイスと比べた時、最も少ないのがゲーミングキーボードだと思っています。そして、例えばキーピッチであったり、キー配列についてほぼ差が無い。むしろ、メーカが独自の宣伝文句として押しているのは、目に見えない、感触として触れる事が出来ない、もしくは困難であるものが多いはずです。それ以外は、軸がどーだとか、アクチュエーションポイントだとか...各メーカ間そんなに差が無いんですよマジで。新しい商品が出たらチェックはしますが、驚きはしないのが普通です。でもApex Proは欲しい。

 愚痴っぽくなっちゃったのでこれくらいで。